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雨山 智子【テキスタイル造形作家】 作品が存在することによって生まれる空気感や気配

【プロフィール】
1956 東京生まれ
1979 文化女子大学家政学部生活造形学科卒業

【グループ展等】
《1888~》
新制作展 (東京都美術館/国立新美術館/京都市美術館)
《1993》
目黒雅叙園アートプライズ (同1997)
《1997》
タピストリー新進作家4人展 (東京 織絵ギャラリー)
《2000》
第5回国際掌中新立体造形公募展 (名古屋 吹上ホール)
《2003》
「素材でつくる空間」展(東京 OZONEリビングデザインギャラリー)
《2005》
5P展(東京 AU HASARD)
《2007》
テキスタイル展(東京 玉川高島屋ルーフギャラリー)
《2011》
Reconsider—ファイバーの世界で(東京 千疋屋ギャラリー)
他多数

【個展】
《1993・1995・2000》
雨山智子作品展(東京 ギャラリーアメリア)
《1999・2002・2005》
雨山智子作品展(東京 ワコール銀座アートスペース)

【その他】
《2006〜2007》
玉川高島屋ショッピングセンター南館1階プラザ作品制作(1年間展示)
新制作協会会員/日本建築美術工芸協会会員

【主な作品】
《タペストリー》
日立製作所関西ビル、昭和大学、日本赤十字北海道看護大学、東芝ダイカストエンジニアリング株式会社、ケアタウン成増、シティプラザ大阪、兵庫県立西播磨総合リハビリテーションセンター、葉山産婦人科病院、ヴィアイン新宿、アリスタージュ経堂、グランダナ鷺宮、マンションモデルルーム、個人住宅 他

《フレーム作品》
津山中央病院、長崎中央病院、久我山病院、ホテルブリランテ武蔵野、近江八幡中央病院、新東京病院、市立奈良病院、マンションモデルルーム、個人住宅 他

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【時を刻むシリーズ】玉川高島屋南館プラザ(エントランス1年間展示)

【時を刻むー緑の光】グランダ喜多見個人居室

【時を刻むー記憶の庭】第74回新制作展出品

つくることによって生かされていることを感じます。

学生時代、布にシルクスクリーンプリントをすることと出会いました。後になって、平坦な表層をもつプリントの作品に、ふくみのある質感を持たせたくて始めたのが、二重に布を重ねて新たな風合いと色を生み出すことでした。近年は自分で撮影した植物や風景の写真を出力した布も多く用いています。

大きなタペストリーからフレームの小作品まで、作品がそこにあることによって生まれる空気感を大切にしたいと思いながら制作をしています。もっと主張の強い作品をつくろうとしていた時期もありましたが、空間や光の中で、自然と伝えたいことの気配が感じられるような、また静かでおだやかな空気感が生まれるような作品をと、このごろは考えています。

病院、高齢者施設、ホテルなどさまざまな場で、空間づくりの一端を担い、そこを行き交う人々の気持ちにほんの少しでも寄り添うことができたとき、私自身もつくることによって生かされていることを感じます。これからも、テキスタイルという素材と造形の可能性を追いながら、制作を続けていきたいと願っています。

作品のご紹介

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