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「川上産吉野材の利用促進に係る協定書」調印式

2018年8月21日

平成30年8月11日 奈良県吉野郡川上村 川上林材会館にて 「川上産吉野材の利用促進に係る協定書」について、川上村村長 栗山忠昭氏の立会いの下、一般社団法人吉野かわかみ社中と株式会社健康都市デザイン研究所の調印式を執り行いました。

御挨拶

下西昭昌氏
一般社団法人吉野かわかみ社中 理事長
まずは健康第一の精神で人と都市、皆を繋げてゆき、人を幸せにするという理念は、健康都市デザイン研究所の井垣社長の理念と、400年500年と続いてきた我々の吉野林業の理念と同じではないかと感じ、本当に嬉しいことでございます。協定書にありますように、今後より一層親交を深めてゆき、吉野材のPR活動を一丸となって取り組んでいただきたいと思います。安定供給と品質の維持、向上に向けて最大限の努力をし、日本一の杉の木を提供させていただきたいと思っております。宜しくお願いいたします。

井垣貴子氏
株式会社健康都市デザイン研究所 代表取締役社長
弊社の理念、あゆみに対してご評価をいただき大変感謝しております。また、このようなご縁をいただいたことを心から感謝申し上げます。先日、日本経済新聞に掲載されていた栗山村長のインタビュー記事を拝見いたしました。その中に「民と土を守る」というお言葉があり、大変感銘を受けました。川上村は一人一人の命、心、生き方をリードして守ってこられ、今後も日本の文化を守り、発信し続ける村だと信じております。私は関西経済同友会では、万博&MICE・IR推進委員会の委員長代行をしておりますが、万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」まさに健康万博です。長い歴史の中で命、土、産業、自然と人々の幸せを守ってこられた村の方々の営みがあってこそ、人々の健康は育まれていきます。万博開催地に日本が選ばれましたら、日本の底力と未来への新しい力と希望を世界へ発信していきましょう。健康というのは、健康のために健康があるのではなく、人々の幸せのために健康があります。一人一人の志で歴史は変わります。是非、志を高く持ち具体的な事業を皆様と一緒になって取り組んでいきたいと思います。日本全国、世界に発信する事業に繋がるよう、一期一会のご縁を大切にさせていただきたいと思います。

栗山忠昭氏
奈良県吉野郡川上村 村長
本当に素晴らしいご縁をいただき、株式会社健康都市デザイン研究所と一般社団法人吉野かわかみ社中の調印を無事執り行うことができましたことを心よりお慶び申し上げます。井垣社長は、健康であることは幸せであり、そのために環境、暮らし、あるいは空間をデザインすることが大切であるという思いを持ち会社を経営されており、本当に素晴らしいと思っております。川上村の吉野林業は500年という歴史があり、これまでの日本の木の文化を推進してきたのが吉野林業ではないかと思っております。木の文化無しに日本の繁栄は無いとも思っております。人が育み、手間暇かけたものを多くの皆様に届けることによって、環境が整い、健康が育まれてゆく。そのための素材としては間違いのない素材をご提供させていただけるのではないかなと思います。また、奈良県の川上村は吉野川、紀ノ川の最源流にあります。まず源流の川上村が健康で元気でないと、いい水が流せないですし、いい暮らしが出来ません。吉野川が血液としたら上流が心臓です。大きな役割がある我々こそが健康でないといけないという思いを再確認し、もう一度この林業会や、村をしっかり作っていきたいという思いでございます。その中で、このような素晴らしいご縁をいただきましたことを感謝申し上げまして、お礼とお祝いの言葉にさせていただきます。

奈良県吉野郡川上村
http://www.vill.kawakami.nara.jp/

吉野かわかみ社中
https://yoshinoringyo.jp/