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草間 喆雄(テツオ)【大学教員・造形作家】 無機質で冷たい建築空間に繊維素材で暖かさを演出したい

【略歴】
1946年 東京に生まれる
1969年 武蔵野美術大学卒業、川島織物勤務
1973年 米国クランブルックアカデミーオブアート大学院修了、州立北イリノイ大学芸術学部専任講師
1975年 州立ユタ大学芸術学部助教授
1993年 岡山県立大学デザイン学部教授現在にいたる

【個展】
1975年 ジェームズヨーギャラリー、ミシガン
1981年 コンテンポラリークラフトギャラリー、オレゴン
1981・82・83・87・90・92年 ギャラリーギャラリー、京都
1983・86年 村松画廊、東京
1987・90・93・99・01・05年 ワコール銀座アートスペース、東京
1988年・90・91・94年 AD&Aギャラリー、大阪
1987・97・99・04・07年 ギャラリ−マロニエ、京都
1996年 ギャラリースペース21、東京・パルスギャラリー、東京
2008年 Azabujuban Gallery、東京・祇をん小西、京都

【主なグループ展】
1977年今日の造形〔織〕アメリカと日本展(京都・東京国立近代美術館)/第8回国際夕ペストリービエンナーレ展(ローザンヌ州立美術館)、1981年第4回国際テキスタイルトリエンナーレ展(ウージ中央染織美術館)、1983年ファイバーワーク展(群馬県立近代美術館)、1984年現代日本ファイバーワーク展(ベルリブ美術館・スイス)、1986年現代日本ファイバーアート展(台北近代美術館・台湾)、1987年国際テキスタイルコンペテイション’87京都(国立京都国際会館)、1989年国際テキスタイルコンペテイション’89京都(京都市美術館)、1991年京都ファイバーズ展(モンクレア州立大学・ニュージャージー)、1992年第3回国際テキスタイルコンペテイション京都(京都府文化会館)、1993年ファイバーアート展(福島県立美術館)、1995年ジャパニーズスタジオクラフト:(ビクトリアアンドアルバート美術館・英国)、1996年意向する糸の記憶展(ギャラリ一スペース21 東京・岡山県立大学デザイン学部展示ホール、1997年第5回国際テキスタイルコンペティション‘97(京都文化博物館・京都)、1998年ジャパニ−ズテキスタイルミニアチュ−ル‐フォ−ルディング(キャンベラ美術館)、1999年99世界工芸コンペティション金沢(香林坊大和・金沢)、2000年フォールディング展(伊丹市立工芸センター・兵庫)、2001年Fiber as Art PartⅩ(行動する繊維・世紀を超えて)展(ギャラリースペ−ス21東京)、2002年Small Works in Fiber展 (ロングハウスリザーブ、ニューヨーク/SOFA、シカゴ)、2003年画と布と土 金月烙子・草間テツ雄・武田浪展(ギャラリー青城・仙台市)、2004年前進する工芸展 (田辺市立美術館・和歌山)、2005年連続と反復展(京都市立美術館・京都)、2006年武田浪・草間喆雄二人展(工房IKUKO・岡山)

【受賞】
1976年米国芸術基金(NEA)クラフトマンフェロウシップグラント、1987年第l回国際テキスタイルコンペティション’87優賞・通商産業太臣賞、1989年芸術選奨文部大臣新人賞・美術部門、1992年第3回国際テキスタイルコンペティション京都・ITF技術賞、1994年泉佐野駅前モニュメントコンペテイション採用、2001年平成13年度文化庁派遣芸術家在外研修員・米国、2004年MTR香港駅国際パブリックアートコンペ採用

[パブリック・コーポレートコレクション]
愛知県新文化会館・墨田区役所・赤穂市文化会館・三木市庁舎・富士市文化会館・神戸国際交流会館・泉佐野市総合文化センタ−・江東区区民体育館・北トピア・グリ−ンピア指宿・全日空ホテル東京・全日空ホテル釧路・仙台ターミナルホテル・ブライトンホテル京都・パレスホテル大宮・ソラリア西鉄ホテル・ホテルフェニックス宮崎・京阪ホテル大阪・東急イン松山・高輪東武ホテル・サンホテルフェニックス宮崎・三井アーバンベイタワーホテル・ホテルグランビア岡山・エクシブ鳥羽・セキュリティ−パシフィックナショナル銀行東京・滋賀銀行・第四銀行新潟・諏訪信用金庫・厚生中央病院東京・岩手県立大船渡病院・大阪音楽大学・神戸女子短大・岩手県立大学・日本設計・清水建設・NEC本社ビル・住友商事・JR西日本泉佐野駅前モニュメント・江戸堀センタ−ビル・丸紅・パ−クハウス六本木・IFC TWO香港他

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泉佐野《Triscape》

北摂総合病院《Untitled》

IFC2 香港《Four Seasons》

無機質で冷たい建築空間に繊維素材で暖かさを演出したい

1970年代よりテキスタイル素材を用いた作品を制作している。美術館あるいはギャラリー空間での展示はもちろんのこと、建築空間、特に公共空間での作品展開に興味を持っている。公共空間への作品は美術館あるいはギャラリー空間のような、閉ざされた空間のための作品と違い、不特定多数の人々の目に触れる機会に恵まれている。また多くの人々が集まり、通過する空間でもあるため、空間の形態、スケール、構造体の素材も美術館等のそれと大きく異なってきている。このような空間において、一見繊細で弱そうなテキスタイル素材を用いての作品展開を試みている。アートメディアとしてのテキスタイルの歴史は非常に浅いけれども、現代の建築空間においてのテキスタイルの進出はめざましく、可能性はとてつもなく大きいと信じている。

作品のご紹介

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